DS CREWのデザイナー厳選、おもしろい映画・ドラマBEST3

デザイナー厳選、おもしろい映画・ドラマBEST3

こんにちわ、DSスタッフです。

デジタルステージのインハウスデザイナー達の素顔に迫るインタビュー第2弾。今回はクリエイティビティの刺激を受けたりおうち時間のお供にも最適な、好きな映画やドラマのBEST3を紹介してもらいました。

前回の好きなクリエイター編はこちら

dsinside.digitalstage.jp

コウ ヤスカズの選ぶBEST3 MOVIE

コウ ヤスカズ

DSのプロジェクトマネージャー。リモート中の運動不足はもっぱらNike Run Clubで解消中とか。同僚同士で走行距離を競い合うのがモチベーションアップの秘訣だそう。

1.SURVIVE STYLE 5+

5つ(+1)の独立したエピソードがそれぞれに絡み合い、ストーリーを作っていく。 テレビCMで数々の広告賞を受賞したCMプランナー多田琢とCMディレクター関口現のコンビによる映画作品。

レンタル店で物色していて出演者が面白いなと思って手に取ってみまして。 ミュージックビデオの様な音楽と映像の融合とビビットな配色の衣装やセットが楽しい。劇中曲の 岡村靖幸と石野卓球による共作『come baby』も好いけど、サウンドトラック担当のJAMES SHIMOJIの世界観も好き。 と思って調べたら、以前好んで観ていた『PARTY7』や『LUPIN THE IIIRDシリーズ』などの音楽も手掛けていて驚きました。

2.HERO

始皇帝暗殺をテーマにした中国武侠映画。 当時CMなどで気になっていて、元々アクション映画が好きだった事もありDVDを購入。 各セクションごとにカラーテーマがあり、衣装からセットまで統一されていて映像が美しい。 特に湖と銀杏のシーンが美しい。

無名(ジェット・リー)が始皇帝に語る事で回顧的にストーリーが進みますが、嘘を語っているシーンは赤で統一されていると云うのも意味深いなと思いました。 後半の真実に向けて青、緑、白と変わっていくのも面白い。 話は渋いけどジェット・リードニー・イェンのアクションも好かったです。

3.里見八犬伝

滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』に新解釈を加えた鎌田敏夫原作『新・里見八犬伝』の映画化。 幼い頃は角川映画全盛期で、様々な作品を観たけど中でも本作が好きで数年おきに観ています。 衣装が兎に角カッコ良くて、時代劇乍らテーマソングが外国人歌手と云うのも斬新で、JACによるアクションやVFXなど印象深く残っています。

今観ると若干チープだったり真新しいものではなくなってると思いますが、保守的なイメージのある時代劇の常識を覆す様々なチャレンジをしている作品だと思います。


どれも緻密なストーリー構成でアクションも見応えありそうですね。

ミュージシャンなコウさんセレクトなので、音楽のクオリティも重視したい方におすすめです!

ニタバルの選ぶBEST3 MOVIE 

ニタバル

映画や美術館巡りが好きと聞いて納得、感性がきらりと光るデザイナー。
最近はBiNDupの予約システム"SmoothBooking"のUIを鋭意制作中。

1.インターステラー

2001年宇宙の旅』『オデッセイ』など、宇宙をテーマにした映画を見るのが好きです。『インターステラー』は、球体のワームホール、水の惑星、氷の惑星、クライマックスのシーンなど、ビジュアル的にも印象に残った作品です。

IMAXシアター用に制作されたポスターのデザインも素敵でした。

2.裏切りのサーカス

引退した老スパイが二重スパイを探るストーリー。スパイ映画といっても、派手なアクションがあるわけではありません。それでもひたすらに重くるしい緊張感があり、初めて見た時はヒヤヒヤしながらみていました。

難解と言われることも多いですが、パズルのようなストーリー構成はハマる人にはハマる作品です。

3.ストレイト・ストーリー

73歳のおじいちゃんが芝刈り機に乗って隣州に住む兄に会いにいくロードムービー。実話を元に制作されています。とても穏やかで牧歌的。

人情味のある登場人物たち、ノスタルジーを感じる風景、ゆったりした音楽。すべての要素が心地良く、何度も見るというよりも数年に1回くらいのペースで見返したくなる作品です。

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メジャーからニッチなところまで、テイストもバリエーション豊かなセレクトでした。

ここで語りきれなかったニタバルさんのオススメ映画もいつか思う存分紹介してもらいたいです!

オカベの選ぶBEST3 MOVIE

オカべ

このDS INSiDEやBiND CAMPなどブログ構築といえばのデザイナー。
自宅のキッチンをDIYするなど、手先も器用。

1.王様の剣

後にアーサー王となる少年が、魔法使いの元で人間的に成長するストーリー。かなり古いディズニー作品。 魔法といっても派手なバトルや明確な敵があるわけでなく、魔法を通して色んな視点からの気づきや教訓を得ていくような、ファンタジーのディズニーらしからぬ、割と現実的なお話な印象。

ストーリーそのものに盛り上がりはないが、その平和的な感じが幼い頃からずっと心に残る作品。 また古いディズニー作品は、今ほど子供向けでない?演出とストーリーに加え、セル画の性質からか色彩的に暗く全体的に不気味と感じる作品が多い印象ですが、コミカルなキャラクターもあり当時は安心して見られました。

自称ディズニー好きにですら作品自体知られていないのが悲しくもあり逆にポイント高くも感じます。

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2.ゾンビランド

ホラー・パニックと思わせてコメディ作品。 設定自体はよくあるゾンビが世界に蔓延した話で、ゾンビ映画故に特有の描写はあるものの全く恐怖感はない。 なので安心して見られる上に、むしろ一方的ににゾンビを倒しまくるシーンは痛快です。

個人的には誰かが余計なことをして窮地に陥るというお約束的な展開のモヤモヤ感もないのがありがたい。 むしろそういうのを避けていく主人公のポリシーがストーリーに活きていて面白くまとまっています。 一般的なゾンビ映画に飽きた方におすすめです。

3.南極料理人

映画はじっくり腰を据えて見るよりはBGM的に流し見するのが好きなのですが、 これはクライマックス的なものがないのでだらだら見るのには丁度いいと思います。

話は南極観測隊の食事事情の話ですが、個人的には話の視点もそうですし、 南極という不自由な環境に相まって「食」から生まれる人間関係のやりとりが面白く描かれていると思います。


ディズニー映画は大人になってから観てみると、子供の頃とはまた違った印象になるのが不思議です。

グルメ映画はお腹が空くので、夜中の映画鑑賞には要注意!

オモトの選ぶBEST3 MOVIE

オモト

リモートワークのQOLを上げることを惜しまない女子力の高いデザイナー。
つい最近もInstagramでオシャレな卓上噴水を紹介してくれました。

1.今際の国のアリス

ネトフリのドラマですが。最近ハマってるいわゆるデスゲームもので、『全員が助かる道が残されている』のがこのデスゲームの特徴。ゲームの一つ一つに、主催したゲームマスターのいやらしさがにじみ出てます。

私自身も参加者側になって『全員助ける方法』を推理するのが楽しすぎて2週してしまいました。また、主人公がそれに気づけず、大事な人を失った時の言いようのない後悔に共感してしまいます。

www.netflix.com

2.クイーンズ・ギャンビット

これもネトフリのドラマです。天涯孤独の少女が児童養護施設で並外れたチェスの才能という武器を得て、いわゆる「俺強ェェ」をしていくストーリー。

全編通して見た感想は、『これ王道スポ根系じゃん』と。依存症のシーンに緊張感があるものの、男の影もなく、時には仲間達の知恵を借りながら世界の頂点に挑んでく姿が、一周回って新鮮みがあります。主人公の頭脳明晰さに憧れてしまいます。

www.netflix.com

3.ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

一言で言うと有名ミステリー作家で大富豪の死の真相を、超凄腕探偵と大富豪の世話役の女の子が暴いていく、濃密な古典ミステリーとみせかけたシニカルコメディ。

犯人がわかっている状態でストーリーが進行するコロンボ式と見せかけて…莫大な遺産をめぐる家族の争いを危惧したミステリー作家が今際の際で思いつく、全てを出し抜くトリックが、ラストまで展開を予測させてくれなくて楽しめました。私は『全てお見通しなんだよ』感がある作品が好きみたいです。


 観尽くせないほどの映画やドラマが楽しめるサブスクリプションはステイホームの強い味方ですね!

思わず没頭してしまう推理モノは、見始めたらあっという間に1日が終わりそうです。

 

 

好きなクリエイター編に引き続き、お気に入りの映画・ドラマを紹介してもらいました。

梅雨入りも相まってなかなか外出しにくい日々ですが、おやつを片手にじっくり映画鑑賞するのもいいですね。

日頃から多くの情報をインプットしているデザイナーのお墨付きならクリエイティブのヒントが得られるかもしれません。

 

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