"思考の言語化"のススメ

"思考の言語化"のススメ

思考を言語化する難しさ

こんにちは、プロジェクトマネージャーのコウです。

幼き頃の私は文章を書く事が嫌いで、読書感想文なんてものは苦痛でしかありませんでした。
当時は本を読む習慣も無かったので単純に能力的な問題かなとも思っていたのですが、大人になって改めて思うのは「読書感想文に"答え"を求めた」のが原因だったのかなと。
『ちいちゃんのかげおくり』は戦争の悲惨さを伝える必要があって、
スイミー』は団結力を称えなくてはいけない。
まぁ、ストーリーとしてはそうなんでしょうけど、別にそこだけにフォーカスしなくても良かったし、ホントは全然自由だったんだよねと。
当時の私は「読書感想文の答え」と云う有りもしない問題に頭を悩ませて文章を書く事への苦手意識を募らせておりました。

自らで思考の言語化を遠ざけていたとも云えます。

SNSやブログでアウトプットすることで鍛えられる

そこを解消するきっかけとなったのはSNSやブログでの発信でした。
他人が読む事を前提にするので、精度を上げよう、曲解されない様に瑕疵を極力減らそう、など詰将棋の様な思考訓練をする様になります。
そうすると言語化する事で自分の中でも思考が洗練されるのが解るのですね。
それが面白いと気付いて以降、文章を書く事に対する苦手意識は克服出来ました。
アウトプットは大事。

学校教育の不幸な処は、本来答えの無いものを採点したり甲乙つけてしまう処で、私の様な子供は少なからず居たのでは無いかなと。
あと文系理系と云いますけど、実際言語化って論理的思考能力が問われますね。
凄くロジカルな作業だなと感じます。
学生時代は全く解りませんでした(苦笑

「言葉」の徹底講座、名著をご紹介

『地獄の楽しみ方|京極夏彦 著』の中で著者は「言葉はデジタル、だから不完全」と云っています。
言葉にした時点で多くが削ぎ落とされてしまう、そして欠けた部分を読み手は勝手に補って理解しようとする。
故に自分と相手のイメージを少しでも近づける為の試行錯誤が必要なのではないかなと。
言葉をたくさん使ったからと云ってしっかり伝わる訳でもないし、省略し過ぎても同様。
これは日頃の訓練と実践からしか向上出来ないかと思います。

ビジネスシーンや社会生活に於いても言語化能力は非常に重要ですね。
「伝えた」と「伝わった」は違いますし。
「伝えた」だけで終わってしまうとトラブルも起き易い気がします。
言語化能力を鍛えて思考を磨き上げ、質の良いコミュニケーションが出来る様に意識したいものです。

本日お伝えしたい事は以上です。

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