こんにちはデザインチームオカベです。
前回もWordPress開発についてお話ししましたが、その中でどの案件でも利用している個人的に便利なプラグインをいくつか紹介したいと思います。
自社のWeb制作者向けのTIPSメディア「BiND CAMP」で使っているものもあるので参考にしてみてください。
オリジナルデータの管理ができる「Advanced Custom Fields」
WordPressには元々「カスタムフィールド」と呼ばれる記事に紐づけた独自のデータを保存できる機能があります。
デフォルトの投稿画面では主にタイトルと記事などのデータしか管理できませんが、カスタムフィールドを利用すれば、記事概要など上記とは別に記事に必要なデータを自由に登録することができます。
しかしこれを1から自分で編集画面に設けようとすると中々大変なのですが、「Advanced Custom Fields」は必要な情報を設定するだけで簡単にカスタムフィールドを扱うことができます。
記事投稿画面だけ、固定ページ編集画面だとといった出し分けも可能です。
ショートカットボタンが追加できる「AddQuicktag」
「AddQuicktag」は投稿画面にオリジナルの「クイックタグ」を追加・管理できるプラグインです。クイックタグもWordPressの標準機能の一つですが、予め登録されたコードや定形文をボタン一つで記事に挿入することができます。
こちらもAdvanced Custom Fields同様、記事投稿画面と固定ページ編集画面などの出し分けが可能です。
また標準で実装されているクイックタグの設定変更も可能です。
会員サイト化できる「Simple WordPress Membership」
こちらは文字通りサイトを会員サイト化できるプラグインです。
会員登録ページやログインボタン、特定の記事の閲覧権限など、会員サイトに欲しい機能は一通り揃っています。また会員の種類分けもあり、その種類毎で閲覧制限も設定できるので柔軟な運用が可能です。
BiND CAMPのログイン処理も基本はこのプラグインを利用しています。
お問い合わせフォームを設置できる「Contact Form 7」
コンタクトフォームを作成できるプラグインです。
フォームに設置する項目はクイックタグ感覚で追加できるので、コードを書く手間が減り簡単です。(コードの調整もできます。)
問合わせがあった時の通知メールの設定も可能です。
開発中のテーマをプレビュー確認できる「WP Theme Test」
管理者の権限でテーマの表示切り替えが可能です。
使用頻度はあまり多くないと思いますが、表向きは通常通り運営しながら、管理者側では別のテーマを表示させることができるので、開発中のテーマの動作確認に便利です。
基本は管理者での切り替えですがIPでも設定可能です。
本来であれば上記機能も自分で開発するのがスキルアップもするので望ましいですが、中々時間もかかるので要件とご相談の上利用してみてください。